運搬機に起きたトラブルを素人なりに解決しました。
数年眠っていた運搬機が不動……
我が家の運搬機
収穫した作物など、人の力だけで運ぶのが難しい重量物を運べる機械です。
おじいちゃんが農作業のために使っていました。
堆肥などは1袋あたり20kgくらいしますからね。
家の古い運搬機は数年もの間エンジンをかけていません。
ホンダ製でガソリンエンジン。
クローラー駆動で200㎏積載可能。
バックギアはもちろん、2NDまであってスピードもそれなりに速い。
……しかし、いくらエンジン始動のひも「スターター」を引いても、動かなかったんです。
ガソリンを足してみる
- 携行缶
ほんのちょっとガソリンは入っていましたが、携行缶から足してみました。
少なすぎるせいもあるかと思いまして。
それから何度かひもを引いて、エンジンをかけようと頑張っていましたが、かからず……。
運搬機の各所を調べてみる
- チョークをいじる
チョークはエンジン始動時に重要なパーツで、エンジンへ送る空気の量を調節する役割があります。
エンジン内の空気量を少なく、ガソリンの割合を高くすることでエンジンがかかりやすくなるんですね。
……チョークを閉じても広げてもエンジンは始動しませんでしたが。
- 燃料コック
疑わしいチョークが不発で打つ手なしかと思われましたが、見つけました。
要はガスの元栓。これを閉めたままだったせいで、動かなかったようです。
コックを開いたらすんなりエンジンがかかってくれました。アホみたいな結末ですみません……。
エンジンスターターのひもが切れた
- 分解
運搬機を動かそうエンジンスターターを引いたら切れてしまいました。
直せるか分かりませんが、とにかく分解してみます。
カバーは10mm六角ボルト3本で留めているだけでした。
カバー裏を確認すると、ゼンマイ式にひもが内蔵されていました。
構造もシンプルですし、これなら直せそうです。
糸で繋いでみる――失敗
- まずは糸で繋げてみる
裁縫セットを持ち出し、切れたひも同士に何周もぐるぐると糸を通して、がっちり止めたつもり。
さっそくテスト。
カバーを運搬機に組み合わせるのが意外と難しいです。ゼンマイがうまく入らないと、ひもが引いたまま戻らなくなるので。
それで、ひもを引いてみますが……あっさりぶちっと切れてしまいました。
綿の糸では弱かったみたいです。テグスのような頑丈な糸なら大丈夫だったかもしれません。
火で繋げてみる――失敗
- ライターで繋げてみる
ひもは化学繊維でしたので、ライターの火で溶かしくっつけてみました。
とりあえず繋がりましたけど……頼りない。
テストしてみるも予感は的中。また切れてしまいました。
エンジン始動でひもにかかる力というのは、かなり強いみたいです。
諦めて解決
- 最終手段
繋げられないので、もう切れたひもは諦めることにしました。
幸い、カバーに内蔵されたひもはまだ長さがあったので、引いてエンジンをかけられるだけの余地は残っているだろうと。
切れたひもからハンドルだけ外して付け替えて。
カバーを戻して数回テストしたら、ちゃんとエンジンはかかりました。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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