戸浪の日記

素人料理、お菓子・パン作りブログ。たまにDIYも。

運搬機が動かなくなった! 2つのトラブルを自分で解決しました!【DIY?】

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 私の家にあった運搬機のトラブルと、その解決について書いた記事になります。

 

 

運搬機とは

 読んで字が如く、上に物を載せて運搬するための機械です。農業、建築、倉庫などの現場で使われ、収穫した作物、土石、装置など、人の力だけで運ぶのが難しい重量物を運ぶことができます。

 動力はガソリンエンジンやバッテリーモーター。移動部はゴムタイヤの場合もあれば、車輪でクローラー(履帯)を回す場合もあります。※←こんな構造でよく聞く「キャタピラー」は実は商品名。日本語で表すと「無限軌道」かっこいい。

 

 そんな運搬機ですけれど、私の家にあった運搬機はかなりの古さでした。その上数年エンジンをかけていません。ずっと車庫に鎮座していて、いざ動かそうとしてみた途端にトラブルが多発しました。

 

数年眠っていた運搬機が不動

 ホンダ製。クローラー駆動で200kg積載可能。バックギアはもちろん、2NDまであってスピードもそれなりに速い。……しかし動きません。

 

 整理するのにも、ゴミをどかすのにも運搬機を動かす必要はありました。

sentencetonami.net

 

 

 私が住む家の立地では畑が高台に位置するので、農作業をするおじいちゃんが購入して使っていました。堆肥などは1袋あたり20kgくらいしますから、若くたって運ぶのはしんどいです。そんな重いものを運搬するのに活躍していたのですが、いつしか使われなくなりました。動かなければ、大きくて重いだけのものでしかありません。

 しかし私が車庫の片付けをしたのをきっかけに、母がそれを動かそうと思い立ちました。農期に入るにあたり、使えたら便利だと思ったのもあるでしょう。でも、いくらエンジン始動のひも「スターター」を引いても、うんともすんとも言いません。

 

 

ガソリンを足してみる

 ガソリンはほんのちょっと入っていたと思いますが、少なすぎるせいもあるかと思いまして、いちおう、耕運機に使った分の余りを入れてみました。それから何度かひもを引いて、エンジンをかけようと頑張っていましたが、かからず……。

 

運搬機の各所を調べ始めてみる

 次にチョークをいじってみます。チョークとは、エンジンを始動させるために必要なパーツです。具体的には、エンジンへ送る空気の量を調節する役割があります。エンジンへ送られる空気量を絞れば、エンジン内のガソリンの割合が高くなり、エンジンがかかりやすくなります。……まあ、チョークを閉じても広げてもエンジン始動しませんでしたけれど。

 一番怪しかったチョークが不発で、もう打つ手なしかと思われましたが、見つけました!これが原因でエンジンがかからなくなっていたのです。

 

 

 燃料コック! 要はガスの元栓です。

 ここを閉めたままだったのが不動の原因だったようです。コックを開いたらすんなりエンジンがかかってくれました。アホみたいな結末ですみません……。

 

エンジンスターターのひもが切れた!

 運搬機を動かそうとして、エンジンスターターのひもを引いたら切れてしまいました。めちゃくちゃ古かったですからね……。直せるか分かりませんが、ともあれ分解してみます。

 

 

 カバーは10mm六角ボルト3本で留まっているだけですので、外すのは簡単です。外してみたらカバー裏にひもが内蔵されていました。ひもが直接エンジンに繋がっているものだと思っていましたが、違ったようです。構造もシンプルそうですし、これなら直せそうです。

 

繋いでみるのは――失敗

 

 まずは裁縫セットで繋げてみることにしました。糸を通して何周もぐるぐると巻き、がっちり止めてみたつもり。ついでにビニールテープで保護もしてみたり。

 さっそくカバーを運搬機に組み合わせ、テストでひもを引いてみます。……あっさりと、また同じところで切れてしまいました。綿の糸では強度が足りなかったみたいです。テグスのような頑丈な糸ならよかったかもしれません。

 

 

 よく見たら化学繊維のひもでしたので、ライターで溶かして繋げてみることにしました。繋がりはしましたけれど、なんだか頼りない。そんな予感は的中。強度不足でまた切れてしまいました。

 エンジンをかけるためにひもにかかる力というのは、かなり強いみたいです。

 

最終手段

 

 繋げるのは難しそうでしたので、切れたひもの先を除去することにしました。幸い、内蔵されているひもはかなり長いようでしたので、引いてエンジンをかけるだけの余地は残っていました。だからこれでも問題ないだろうと。

 カバーの中には引いたひもを引き戻すための、ゼンマイ状のバネも入っています。運搬機本体にカバーを付け直す時、このゼンマイのバネがうまく入らないとひもが運搬機の中に戻らなくなります。これが意外と難しいです。

 カバーを戻し、数回テスト。ちゃんとエンジンはかかるのを確認できました。

 

(2023年3月のブログをリライトしております。)

 

 

 

 

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