ケーキ並みに甘い濃厚チョコクリームがおいしい「バブカ」を作ってみました。
テレビではニューヨークで大人気だと言っていた気がします。
コンビニでもたまに見かけるとつい買っちゃうんですよね。あまり普段コンビニパンは買わないんですけど。
そのくらいには好きです。
バブカ作り
バブカの基本はブリオッシュ。そこにチョコレートのクリームを巻き込んで作られます。
ニューヨークで人気を博しているとのことですが、発祥はポーランドやウクライナといった東ヨーロッパのあたり。
……ちなみに、この前作った「ババ」の名づけの由来が、バブカからきているという説もあります(諸説あり)。
パン生地
- 強力粉……150g
- 砂糖……30g
- 塩……2g
- ドライイースト ……3g
- 卵……1個
- 牛乳……70ml
- バター……45g
チョコガナッシュ
- チョコレート……100g
- 牛乳……30g
- バター……10g
- 砂糖……15g
- シナモン……1g
シロップ
- 砂糖……30g
- 水……30g
ダークチョコを使用。
ガナッシュ作りには本来生クリームを使うんですけど、ちょっと節約して牛乳で代用させてもらいました。
でもせめてものNYエッセンスとしてシナモンの風味をつけています。
パン生地(ブリオッシュ)作り
まずは普通にブリオッシュ作りからです。
手ごねしていきます。
- 材料をひとまとめにしてこねる
バター以外の材料を全部混ぜて、生地がまとまってきたらこね始めます。
表面がつるつるなめらかになるまで。だいたい15分くらい。
- バターを練り込む
こねたパン生地にバターを練り込みます。
なじんでくるまで再び15分くらいこねます。
- 一次発酵(オーバーナイト)
生地を発酵させて膨らませます。
仕込みは夜にしていますが焼くのは翌朝。
タッパーに入れて冷蔵庫へ。
ガナッシュ作り
パンに練り込むチョコレートクリーム。ガナッシュを作っていきます。
レンチンでお手軽に。
- レンジでチン
材料を耐熱容器に入れてレンジへ。
だいたい1分30秒。
- 練る
よく混ぜます。
全部溶けきってからも、光沢が出てくるまで練り続けます。
バブカ成形 ~ 焼くまで
- 伸ばした生地にガナッシュ
冷蔵庫から取り出した生地によく打ち粉して麺棒で四角く伸ばします。
そこにガナッシュを塗りたくります。
ただ端の方まで塗らないように注意です。失敗の原因になります。
- 巻いてねじる
先ほど塗ったガナッシュを内側に、パン生地をころころ巻いて最後はぴっちりと閉じます。
棒状になったそれを包丁で縦に真っ二つにします。
そして二本になった生地をねじねじ巻いて形作ります。
オーブンシートの上でやれば、そのまま型に入れられます。
- 型で二次発酵
21cmのパウンドケーキ型を使います。
型に生地を詰めたら二次発酵です。
35℃で40分くらい。二倍に膨らむまで待ちます。
- オーブンで焼く
焼く前、生地の表面に卵液(分量外)を塗っておきます。
180℃に予熱したオーブンで20分焼きました。
粗熱が取れたら型から出します。
焼き上がりは色といい形といい、いい感じで出来ました。
- 仕上げ
オーブンでバブカを焼いている間に、小鍋で砂糖水を沸騰させてシロップを作っておきました。
このシロップを焼きたてのバブカにしみ込ませます。
しっかり甘いチョコの満足感がすごい
ものすごいふわふわに焼けたんですが、それだけに切るのが難しくてちょっとつぶれ気味になっちゃいました……。
見た目は少々あれでも味は別です。
本体のパンがちゃんとおいしく出来てます。
だけどそれ以上にチョコの主張が強い。
バターたっぷりのブリオッシュはそれ単体でもおいしいんですけど、今回に限ってはチョコがぐいぐい前に来ていますね。
濃厚な甘さです。でもくどくは感じません。シナモンのおかげで上手くまとまっているみたいです。
でもやっぱり、パンがちゃんとおいしいからこそチョコの部分もおいしく楽しめているんだとも思います。
これは今後もリピートしていくことでしょう。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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