青汁ショコラテリーヌ
青汁入りのショコラテリーヌです。
作り方は材料を混ぜて焼くだけなので、意外と簡単。
この中で青汁だけ存在が浮いていて面白いですね。
- 青汁 …… 21g(7パック)
- ホワイトチョコ …… 160g(明治の板チョコ4枚)
- バター …… 100g(無塩)
- 卵 …… 3個
- 砂糖 …… 30g
- 生クリーム …… 30g
- 塩 …… 少々(隠し味)
先日、食器棚の隅っこに賞味期限切れの青汁……見つけてしまいました。
ということで、一気に消費するためお菓子作りに利用します!


個人的に、抹茶(これは青汁ですが)のスイーツと言ったらテリーヌです。
そこで、ちょうどいいレシピがないか探してみたところ、ケールや青汁といえばのキューサイさんがレシピまで掲載してくれていました。 ↓
ここから私なりにアレンジさせていただいております。
ホワイトチョコをスーパーのお菓子売り場で探したのですが、専門の製菓材料でもないと大容量のものはないみたいですね……。
↑ こんなやつです。
なので明治の板チョコにしました。でも、スーパーで一度に4枚も買うのは若干の抵抗がありました。食いしん坊に見られるんじゃないか、なんて。
生地の作り方
ボウルにホワイトチョコを割り入れ、バターと青汁も一緒に入れて湯せんで溶かします。青汁のパックを一度に7つも開けたのは、これが初めてでした。
混ぜるのにはゴムベラを使いました。


次に、卵と砂糖をよく溶いてから加え、ホイッパーで混ぜます。
あまり泡立てないように。
ボウルの下にデジタルスケールを置いて、量りつつ生クリームを入れています。
そしてまたよく混ぜます。
これで生地の用意が終わりました。
だいたいガトーショコラと同じような作り方ですね。
生地を型に流し入れ、オーブンで焼く
ところで、テリーヌってフランス料理に使う”陶器の型”が語源らしく、お菓子でなくても深い長方形の型に入れて固めた料理はテリーヌと呼ばれますね。
私は四角い型を持っていませんので、丸い型を使います。
(だからこれは厳密にはテリーヌではないのかもしれません)
焼き上がりで型に生地がくっつかないよう、紙を敷き詰めます。
コピー用紙で大丈夫。15cm型ならA4サイズ一枚で足ります。


型に生地を流し入れ、お湯を張った天板の上へ。
ここで私は一つミス……生地に入った空気を抜き忘れていました。
型を上から台に静かに落として空気を抜いてあげてください。それだけで出来栄えがかなり変わります。
天板にお湯を張ったのは、もちろんオーブンで蒸し焼きにするためです。
160℃に予熱し、40分に設定して焼きました。
焼き目をつけずに、緑色をきれいに出したい。
なので茶色く色づく前、大体10分くらいのあたりで一度取り出し、上にアルミホイルをかぶせます。
しかしここで先ほどのミスが響きました。
空気の入った生地は膨らみます。それによってアルミホイルが押され、ずれてしまいました。カバーがなくなり、しっかりキツネ色のいい焼き色に……。
(これがスポンジケーキとかなら悪いことじゃないのですけれどね)
もう少し焼く温度を低くするか、時間を短くしても良かったかもしれません。
焼き上がり! ~実食
ケーキクーラーに載せて粗熱を取りましたら、冷蔵庫に入れて冷やします。
オーブンから出したばかりの時は、もっと山盛りに膨らんでいました。冷めてしぼんでいます。型を抜いたら完成です!
冷やしている間にさらにしぼみ、より凝縮されました。
型から出すと、上だけじゃなく、周りも全部茶色。案の定テリーヌにしては焼きすぎていましたね。
それにもうちょっと中身がとろっとするものなのに、かっちりと焼きあがっています。
さっそく味見。はがした紙についたのを、スプーンでこそぎ取って食べます。
(え、やりませんか?)
おいしい!
自分の作ったものでこれほど感動したのはいつ以来でしょう。
それくらいにおいしいです!
こうして見るとベイクドチーズケーキみたいです。
おいしくて味見では我慢できないので、すぐに一切れ食べてしまいました。
非常に濃厚に仕上がっているのです。
しっとりしていて、口当たりはなめらか。
青汁風味も絶妙にマッチしておりまして、後味すっきりであと引く味わいに。
手前味噌ですが、普通に喫茶店とかで出てくる味だと思います。
見た目はちょっと残念でしたが、味は花丸。
作り方が簡単なのも良い点ですね。
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おかげさまで少しずつ順位が伸びており、大変嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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