お正月の余りのお餅。
そろそろ賞味期限がやってきてしまうその前に、パンにして食べてみました。
チーズ風味でもちもちのポンデケージョ風です!
ポンデケージョとは
ポルトガル語で「チーズのパン」という意味です。
多くがチーズ味なので、そのまんまですね!
発祥はブラジルで、小さくてモチモチとした食感が人気。
あの一世を風靡した、タピオカの粉から作られているのも特徴です。
……実のところ今回のポンデケージョ(風)作りは妥協案なのです。
本当は、タピオカ粉を使ってポンデリング作りに挑戦してみたかったのですが、何件かスーパーなどを巡っても見つからなくて。
おとなしくネットで買って、またそのうち企画します。
切りモチパン【ポンデケージョ風】
ポンデリングのレシピを調べていた時に、タピオカ粉の代わりに白玉粉を使う方法を見つけました。
(ホットケーキミックス・白玉粉・お豆腐の三つで簡単に作れるらしい……?)
最初はそれで行こうかとも思ったのですが、家にあったのは上新粉。
まあ、できないこともないけど仕上がりはあんまりモチモチしなさそう。
白玉粉はもち米、上新粉はうるち米が原料になっているようで、どちらも似ているようで使うと案外違ってびっくりしたことがあるんです(白玉粉の方が断然モチモチします! 特に冷えた時それを強く実感します)
じゃあ切りもちでいいんじゃないかと!
当然、もちなのでもち米から作られている。白玉粉と似ているじゃないですか。
あと賞味期限も近くなっていたのでちょうど消費しておきたかったというのもあります。
そしてポンデリングより、簡単そうなポンデケージョ作りで練習です。
レシピ
- 切りもち …… 2個(100g)
- 薄力粉 …… 80g
- 牛乳 …… 80ml
- 卵 …… 1個
- とろけるチーズ …… 3枚(45g)
- オリーブオイル …… 5ml
- 塩 …… 5g
こんな感じで作ってみました。
……が、まだまだここから改良の余地ありのレシピです。
はっきりと失敗とも言い切れないけど、もっと作りやすく、そしておいしく出来そうだという意味で。
切りモチからパンを錬成していくところ
1. 生地作り
- 切りもちを牛乳に浸してレンジでチン
2分くらい。
- 熱いうちにチーズも混ぜて溶かします


- ドロドロになるまでよく練ります
- ドロドロのもちに、薄力粉・オリーブオイル・卵・塩を加えます
そしてゴムベラでよく練り合わせます。
発酵はしないので、これで生地はOKです!


ここまでやって分かったことですが、生地に油分が多くなっちゃいましたね。
そのせいかちょっと生地がゆるめです。
とろけるチーズを減らすか、オリーブオイルを抜くかすべきでした。
2. 丸く成型して天板に並べ、オーブンで焼きます
本当はころころ丸い形にしたかったんです。
でも生地がゆるいので、まんじゅうみたいにぺちゃっとつぶれちゃいました……。
あと、もちみたいに生地がべたべたするせいで形作るのが大変で。
それこそもちのように、手に水をつけてやると作業しやすかったです。
――まずパン作りじゃしないやり方ですね。
- 180℃に予熱したオーブンで22分焼きました
はじめに15分で設定したところ、焼き色が足りなかったので7分追加しました。


焼き上がり!
もちもちでポンデケージョの味! でもちょっと惜しい
断面で分かりますかね?
しっとりつややかなんです。
多分これもおもちのおかげ、モチモチ食感でおいしいです!
チーズ味が濃いのもいいですね。
次から次へと、ついスナック感覚でつまんでしまいそうになる感じします。
味は私が食べたことのあるポンデケージョにかなり迫っていますよ!
でも平べったいのが惜しいんですよね。
これがちゃんと丸かったら、もう少し厚くなって、よりモチモチを楽しめるのですけれど。
生地の配合のほかにも、成型前に冷やして固くするとかしたらよかったのかもしれません。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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