のらぼうという野菜を収穫してきた日記です。
地元ではメジャーな野菜ですが、スーパーなどでは見かけたことはありません。あまり知っている人も多くない……のかも?
のらぼうとは
アブラナ科の野菜で、小松菜のような見た目の青菜です。東京の西側、あきる野市や青梅市などで多く栽培されているようです。クセや苦みなどは一切ない味で、栄養も豊富にあります(ビタミンA、ビタミンC、各種ミネラルなど)
そのうえ茎を折って収穫しても、さらに次の芽が生えてくる生命力を持ち合わせています。そんな強い作物なので飢饉・災害時でも安定して収穫できたとか。昔、おじいちゃんが言っていたような気がします。
また聞きであいまいな話なのですけれど、ほかの地域でも栽培しようとしても、育ちにくくてなかなか定着しないらしいです。理由は分かりません。
適当に放っておいても勝手に育っているくらいですので、そんなことはなさそうですけれどね。
のらぼうの収穫
どんどんと新しい茎が生えてきます。その新しく伸びてきた茎を手で軽く曲げて、ぽきっと折るようにして収穫します。
育ちすぎた大きな葉っぱは固くなってしまっているので、もう食べるのには向きません。


大きなボウルからあふれるほど採りました。春先の時期は、毎日取り放題です。
のらぼうのおひたし
わが家では、のらぼうをおひたしにして食べることが多いです。
クセが一切なく、甘みすら感じられるのらぼうですので、素材そのままの味が活きるお浸しが絶品です。煮ると柔らかくなりますので食べやすいです。特に太い茎がおいしいですよ! 筋が残るなんてこともありませんし、茎の方が味が濃いので、私は茎を選んで口に運びがちです。
大抵しょうゆマヨでいただきます。おなかいっぱいになるまで食べられます。
のらぼうの菜の花
一つ一つが小さな花でも、たくさん集まると黄色が映えてきれいですよね。
これが、のらぼうの花です。菜の花というのは別に個体名ではなくて、アブラナ科の植物が付ける花の総称なのですよね。例えば、白菜などにも同じような菜の花が咲いていたりして。
この花が見ごろを終えたころ、軒先に枯れたのらぼうの株を吊るしておいて乾燥させます。そして種を取って、来年また植えます。
これは、にんにくを中央にして撮りましたが、右奥に写っているのが乾燥中ののらぼうです。
地元のホームセンターには、大々的にのらぼうの種の取り扱いがありました!
これは全国でも売っている物なのでしょうか?
もしお近くで見かけたら、ぜひ育ててみて欲しいです!
(2023年3月のブログをリライトして上げ直しました)
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