実家の物置を整理したら、いろいろと古いものが出てきました
足の踏み場もない、うちの物置。これから片づけたいと思います。
↑ 実はこれでもちょっと片づけた後なのです。
実家に帰ってきた当初は、これに輪をかけてごちゃごちゃしておりました。こんなだと物置に入るのもためらわれるというもので、だからこれまで誰も片づけようとしなかったのでしょう。
しかしもう冬が過ぎてしばらく。畑の道具、山に入る道具など、必要になる場面が増えてきます。せっかくの道具もどこにしまったか分からなくては、意味がありません。物置を建てていた時も、どの工具があって、ないのかすら不明で困りました。とにかく整理されていないので探すのが大変なのです。
でも見つからないからって、買ってきて後から「あ、あった」だと、それは余計なコスト。そんなわけで最後までノミを買わずにマイナスドライバーで木材を掘っておりました。自他ともに認めるケチなのです、私は。経費を最小限に絞ることに喜びを覚えます。ミニマリストの気も、ちょっとあるかも。
話が逸れかけました……。片付けに入ります。
最初は、収まっていた物を外に出すところから。
整理されていない状態とは、つまり計画性なく無造作に押し込められているということです。ジャンル別に区画を分け、まとめて収納するとか。その中でもサイズ・重さで分けて仕舞うとか。限られた収納スペースを、パズルを解くように最適な位置にあてはめていく。整理ってそんな作業ですよね。
私は好きです。そういうの。
そうやって片付けしている最中に、いろいろと珍しいかもしれないものが出てきたので紹介したいと思います。
餅つき機
オレンジの大きな機械。”もちもち”と書いてあるこれは、餅つき機です。
ちっちゃい頃に使われていました。お正月用。蒸しあげたもち米を、これに入れてスイッチを押せば自動で餅が出来上がります。……いや、そのあと臼と杵でついてから食べていたかも……？
とにかく自家製、出来立ての餅はめちゃくちゃおいしかった思い出です。
せいろ
せいろ（蒸し器）もありました。これでもち米を蒸していたんだと思います。むしろそれ以外で使われていた記憶はありません。
ちなみに蒸すのは外で。一斗缶で火を燃やし、その上に鍋、せいろでした。
巨大すり鉢
とんでもない大きさのすり鉢です。つい先日、ヨモギをすった時の二回りくらい、でかい。業務用なんでしょうか。
竹ぼうきｘ６、巨大ザル
竹ぼうきが6本。多いなと思ったら、ひいおじいちゃんの手作りだとおばあちゃんが言っておりました。まさかの自給自足。ただ、使う人がいなくなりここで眠っていた……みたいです。
となりのザルも、さりげなく巨大。
羽根つき釜
羽根つきの釜です。ガスコンロ以前の、竈だった時代のもの？ これについては何も聞いていません。
石臼ｘ２
石臼ｘ２ これで小麦、そばを挽いていたのは覚えています。私もちょっとやらせてもらったことがあります。あんまり回しすぎてもよくないとか、言われていたような。
ところで重すぎる……持ち上がりましたが腰が心配です。
臼
餅つきで使っていた木の臼です。さるかに合戦のサイズ感まんま。やはり実物は大きいです。
重量がやばいです。さるかに合戦の話だと、これが落ちてきたら確実にさるは死ぬと思います。とてもじゃありませんが持ち上がりません。横向きで転がして何とか動かしました。
そして、ようやく……。
片付きました！ スペースが段違いに広がりました。捨てたものはないので、収納方法を変えただけです。それだけでこの違い。すっきりです。
チェンソー、高圧洗浄機、噴霧器、ヘッジトリマー、グラインダーなど作業機械も棚に収めてまとめました。
でも、手を付けられなかったところもあります。
ただ箱に突っ込んである工具類です。暗くなってきたのでまた後日。
おそらくここに、まだ見ぬ工具があることでしょう。私が見つけられなかったノミ、とかも。
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