安いからなんとなく買ってしまうシュウマイを見て、突如閃いたレシピです。
手作りの肉まんが、こんなにおいしいとは……。
具材のシュウマイが安いからって侮れません!
シュウマイ肉まん
実は中華まんって、蒸しパンです。
生地をこねて、中身がないものはマントウ(饅頭)。中に具を包むものはパオズ(包子)なんて中国では呼ばれているようです。
中華まんの皮
- 強力粉 …… 50g
- 薄力粉 …… 120g
- ドライイースト …… 3g
- ベーキングパウダー …… 3g
- 砂糖 …… 20g
- 塩 …… 2g
- サラダ油 …… 3g
- 水(ぬるま湯) …… 70ml
具材
- シューマイ …… 1箱(12個入り)128g
たれ
- 創味シャンタン(鶏ガラスープ系) …… 5g
- しょうゆ …… 10g
- ごま油 …… 5g
- にんにく(チューブ) …… 1g
- しょうが(チューブ) …… 1g
- 寒天(粉) …… 1g
強力粉をミックスすることでモチモチする生地にしたい。
中身の具にするシュウマイはこちら!
落陽食品 チルドシウマイ 12個入り(128g) 通称『赤箱』
ドラッグストアなどでは80円くらいで買えちゃったりする庶民の味方です。
分量は、この赤箱の内容量を基準に考えて作ってみました。
中華まんの皮作り
粉から手作りなんて……と難しそうに思えますが、普通のパン作りよりはるかに簡単です!


- ボウルに材料を入れ、混ぜてひとかたまりにする(ゴムベラを使ってOK)
- まとまったら、手で5~10分間こねる
- ラップをかけて1時間くらい置いておき、発酵させ膨らませる
水は分量を一気に入れてしまわずに、少し残しておきます。
混ぜてまだ生地が固いようなら、ちょっとずつ足して調整してあげるようにすると失敗しにくいです。
こねるのは、適当でもうまくできました(はじめはこねなくてもいいかな? とも思ったのですけれど、さすがに生地が粗めでしたのでおまけで少しこねた程度です)


- 発酵させた生地を切り分ける(今回は12等分)
- 麺棒で伸ばして広げる
生地がくっつかないように、台と麺棒には打ち粉を。
たれ作り~具を包む
シュウマイを食べる時にはしょうゆをかけるように、具として包むには味が足りないので、一緒に包むたれを作っておきます。
とろみをつけるのに寒天を使ってみました。
- 材料を器に入れて、レンジで10秒ほど加熱(ジュワジュワしたら止める)
- よく混ぜたら、冷蔵庫に入れて冷やしておく


具を包むところ
- さきほどの生地にシュウマイを乗せて、その上にたれをかけます
シュウマイは冷蔵庫から出したばかりの状態で大丈夫です(あとで蒸し上げるので)。
たれは寒天で半固形状なので垂れません!
- 生地を引っ張りつつ、たれがはみ出ないよう気を付けて包み込みます
発酵させた生地はモチモチしてよく伸びますので、そんなに難しくはないです。
最後に指でくにくにして閉じ、形を整えておきます。
蒸します
まず蒸し器の上にクッキングシートをかけておきます。
直接乗せるとくっついちゃいますので。
- 中火で10分くらい蒸します
さすがに12個は1度に乗せられませんでしたので、6個ずつ、2回に分けて。
中華鍋にお湯を張り、蒸し器をセット
蒸しあがりました!
ふくふくと膨らんでおいしそうです!
とはいえ頑張ったらひと口で頬張れそうな、かわいいサイズ感。
断面が良いですね。ちゃんと肉まんしています。
蒸して出来立ての味は……ちょっと感動するレベルですよ。
中華まんの皮の部分が特においしかった!
あの優しい甘さがして!
中身も普通に肉まんの味がします(シュウマイなのにですよ)。
ただまあ、赤箱のシウマイは野菜っ気があまりないので、欲を言えばコリコリした食感がほしくなりますね。
タケノコとか玉ねぎとか、野菜を入れたらもっとおいしくなるのに……と。
冷食ですけれど「ザ★シュウマイ」がすごく好きなんです。
同じシュウマイでも、こっちを包んで肉まんにしたらすごいことになりそう。
お値段は赤箱の4倍くらいしますけれど、おいしいのですよね。
いっそのこと肉だねも自分作って、本格的に肉まん作りしたくなりました。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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