ピロシキを揚げてみました。
なんとなくの記憶を頼りに思い出の味を目指します。
昔、ミニストップで「かりかりまん」ってありましたよね。
そのピロシキがすごくおいしかったのですが……今はもう置いていないみたいで。
普段からコンビニ利用する方でもないし、そもそもミニストップ自体が近くにないのでよく食べていたってわけでもないんです。
それでも今こうして考えるほどには、私の好みぴったりの味だったみたいですね。
正直もうどんな味だったか覚えてないんですけれど。
ただ、その思い出の味、気になります。
だから作って再現してみることにしました。
ピロシキ作り
ピロシキは東欧諸国で好まれている惣菜パンです。本場ではオーブンで焼く作り方が一般的。
ですが、私の記憶のピロシキは「かりかりまん」
カリカリに揚げて作りたいと思います。
パン生地
- 強力粉 …… 150g
- 牛乳 …… 80ml
- バター …… 15g
- たまご …… 1/2個
- イースト …… 3g
- 砂糖 …… 10g
- 塩 …… 3g
フィリング
- 合い挽き肉 …… 100g
- はるさめ …… 15g
- たまねぎ …… 1/2個
- にんじん …… 1/4本
- えのき …… 1/4株
- 各種調味料
実際に調理してるのは ↑ の倍量です。
いっぺんにやる方が作りやすいですし、効率的ですしね。
パンをこねる
混ぜて、こねて、一時発酵。
まあ普通のパン生地です。
ピロシキに使うのはこの半分だけなので、残りは冷凍しておきます。
フィリング(ピロシキの具)作り
ピロシキの中身はたしか、中華まんの具のような感じだった気がする。
だけどその通りに作ったら中華まんになってしまうので、味付けや具材はそこからややシンプルめにしてみました。
1. 下ごしらえ
- はるさめをお湯で戻し、細かく切っておく
- 野菜は粗くみじん切りにしておく
2. 炒めて味付け
- バターで材料を炒める
フライパンでバターを溶かして、それで材料を炒めます。


- 味付け
- バター …… 10g(炒め用)
- オイスターソース …… 大さじ2
- 塩 …… ふたつまみ
- こしょう …… 少々
- 唐辛子 …… 少々
- バジル …… 少々
- 料理酒 …… 大さじ1
- しょうゆ …… 小さじ1
こんな感じで、ちょっぴりスパイシーを意識した味付けです。
中華になると思って使わないつもりでいたしょうゆでしたが、やっぱり入れるとおいしくなるんですよね……
成形 ~ 揚げる
パン生地に具を包みます。
それを油で揚げればピロシキになるはず!
1. 分割した生地を平たく伸ばす
- 6個に分けて丸めなおし、休ませる
生地をいじると締まるので、一旦休ませて伸ばしやすくしておきます。
- 麺棒で薄く伸ばす
打ち粉を振ってから、できるだけ薄く伸ばしてみました(1~2mmほど)
そうすればたくさん具を包めて嬉しいですからね。


2. フィリングを包んで二次発酵
小さじ程度のスプーンでたっぷり3杯盛りました。
- 端から生地を引っ張って、フィリングを包んで閉じる
特にとろみもなくばらけやすい具なので、包むのはちょっと難しかったです。
- 一時間くらい発酵させて膨らませる
3. 油で揚げる
ケチって少ししか油入れていませんが、それでもできるので大丈夫。
菜箸で転がしたり、ひっくり返したりして前面に油が当たるようにします。
- 低い温度でじっくりと
揚がりました!
こんがりキツネ色!
ジャンキーな油の香りが食欲を駆り立てます。
正解か分からないけどおいしい!
半分に切ると中の具がこぼれてきます。
こういうホットスナックは熱いうちに食べるに限ります!
かじりつくと、ザクっといい音が。
そしてとても肉肉しい味!
入れておいたはるさめが肉汁を吸ってくれているので、噛むごとにジューシーな味わいが広がります。
こしょうも効いていて後を引きますね。
……結局、昔食べたあのピロシキだったかと言えば、全然わからないです。
覚えていないから判断のしようがありません。
でもこれはこれとしておいしかったので、大成功でしょう!
ピロシキとほぼ同じ作り方のカレーパンも作ったことがあります。
おまけの一品
ピロシキの具がたくさん残ったので、白菜と合わせてみました。
- 白菜を炒めて、顆粒コンソメと水を加える
それだけで晩ごはんのおかずが一品増えました。
白菜がおいしくてもりもり食べられるし、白いご飯も進みます!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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