戸浪の日記

一般人による料理、お菓子・パン作りブログ。たまにDIY。

当ブログはアフィリエイト広告を利用しております。

【DIY】カーポートを自作するために、コンクリを練って柱の基礎を打ちました


柱の基礎を自作してみる

 

 コンクリでカーポートの基礎作り。

 ド素人が色々と調べながら、なんとか形にはできたというまとめです。

 

 

 カーポートなどの大きなものを建てる場合、倒壊させないために基礎が必要です。

 それは素材がパイプでも、鉄骨でも、木材でも同じ。

 木材の基礎(束石というらしい)はホームセンターでも売っています。実際に私も見てきまして、初めはお手軽にそれでやろうとしていました。

 ↓ 束石は、雨など地面からの水気で木材が腐らないようにする役割もあります。

束石 プレート付き 高15cmx6個

束石 プレート付き 高15cmx6個

  • ネクスタイル(Nxstyle)
Amazon

 ですが、予定地の立地が悪いのと、敷地が極狭なのとあって、検討してみましたが実用的ではなく断念……。

 少しでも空間を広くとるために、基礎(束石)も自作することにしました。

 

まずは穴掘り

 いろいろ調べたところ、柱を立てる場合はその長さに応じて地面を掘り下げて、ある程度は埋める必要があるようです(柱の長さの1/3ほどあると安心? らしい)。

 2m以上の柱を立てるとなると――60cmは欲しいところです。

 

 

 つるはしで土を耕すようにして、スコップとか手で柔らかくなった土を掘り出しました。

 穴掘りって……思ったより重労働ですね。腰が痛くなりそう。

 小学生だったあの頃、砂場で遊んだ記憶がよぎったりもしましたが、そんなのは一瞬でした。現実の疲労感がすごくて。

 

 壁際もともとあった基礎の隣に、新しく基礎を作ります。

 色が変わっている分が、掘った深さになります。根っこがすごい出ている。

 

 

 半日くらいかかって……四隅、掘り終わりました。

 

型を組む

 束石自作のため、型を用意しました。といっても木の板を釘で打って留めただけの簡単なものですけれど。

 ここにコンクリートを流し入れて四角い基礎にします。 

 ちなみにコンパネ(コンクリート型枠用合板)ではなく、普通の木の板(廃材)です。

 なので、板を外す時に剥離させやすくするため、内側には灯油を塗ってあります。

 

 この二つは簡単にできました。

 

 問題は次です。

 トタン板の壁から石垣が20cmほど張り出ているので、ふつうに地面から柱を立ててしまうと無駄な空間が生まれてしまう。少しでも空間を広くしたい。

 そこで石垣も巻き込んで基礎とし、その上でトタン板を密着させるように柱を立てるべく、こんな形になりました。

 型が壁から離れないように鉄の棒で押さえつけています。

 隙間がありますが、まあ何とかなる予定です。

 

 梅の老木。その根元に作った型もけっこう大変でした。

 まず緑の茂み(名前忘れました)が邪魔。 

 幹と根に、板が当たるので型に隙間ができないような工夫が必要でした。

 

    

 工事現場のようになってきました。

 

型にコンクリを流しこむ

 木板で組んだ型枠にコンクリを詰めていきたいと思います。

 買い置きしていたセメントと、砂利、砂をブレンド。

 セメント2袋。砂4袋。砂利4袋(実家の所有する山から拾えるので)ほど使っています。

(ここアマゾンの商品貼ろうとしましたが、ホムセンの3~4倍の値段にびっくりしてやめました。必要な方はお近くのホムセンで購入し、配送サービスなどを利用しましょう!)

 

 砂利・砂・セメント : 4・2・1 くらいにしてます。

(ちゃんと量ってない……手抜きです)

 

 

 手押し車に入れて、水を入れて練ります。

 比べるのもおかしな話ですが、普段やっているお菓子作りと似たような作業だと思いました。

 ただそこは土石なのですごく重い。

 混ぜる労力はそれこそ比較になりませんけれど。

 

 いい感じに混ざったら型に流し入れます。

 

 入りました。

 スコップでどぼどぼ落としてから、左官職人さんが持つようなコテで平らにならしてみました。 ↓ こういうのです。

 

 羽板と呼ばれている金属板も埋め込みました。

 柱となる木材をネジ留めし、固定するためのものです。

 ホームセンターで買ってきた1枚700円くらいの極厚アングルを使っています。

 

 水平を見るのにはスマホの計測アプリが役立ちました(iphoneにデフォルトでインストールされているやつ)。

 写真ではちょっと傾いていますが、あとで直しています。

 だいたい1週間くらいで固まるらしい……待機!

 

型を外す――完成

 コンクリ。

 表面は固まっているし、もういいかと思いまして。 

 一週間経っていませんが(5日ですが)基礎の型枠を外してみました。

 

 よかった。しっかり固まっていました。

 石垣に食い込ませていて複雑な型枠となり、隙間が空いていたところ。

 一番懸念していた場所でしたが、意外にもいい仕上がりではないでしょうか。

 

 梅の根本の基礎も、問題なし。

 木が邪魔になって型が外れないかも……という心配がありましたが、すんなりと外れてくれました。

 塗った灯油がちゃんと剥離剤として機能してくれたみたいです。

 

 

 あとの2か所もしっかり出来ていました。

 それに、こっちの側面はめっちゃきれいです。手前味噌ですけれど、プロみたいな仕上がり……(思い上がり)

 

 この後、周りを土で埋めて、でっかい木づちで叩いて固めました。

 力作業はやっぱり体にこたえますね。

 

 外した型枠たち。

 

 建築編に続きます! ただいま編集中です。

 

(2023年2月~3月で公開していた基礎の記事を一つにまとめ、リライトした記事になります)

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 料理ブログへ にほんブログ村 住まいブログ DIYへ

 ↑ ランキング参加中です!

 おかげさまで少しずつ順位が伸びており、大変嬉しいです。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました!

 よろしければ読者登録お願いします。

戸浪の日記 - にほんブログ村

TOP